2017年09月27日

検証・改善で良質なサイトにブラッシュアップ!

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ホームページを持つ時に「あれも・これも・全部載せたい!」と考えて様々な情報を沢山載せていませんか?

コラム「結果の出るホームページを作りたい企業が考えなくてはいけない3つのこと」でもお伝えしたとおり、ターゲットがブレた状態でホームページを作ると、改善するにもどこから手をつけていいのか分からなくなってしまいます。

「面倒くさいから」「分からないから」と、ホームページを作って終わりにしていませんか?

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PDCAサイクルを回す

ホームページを検証すると言っても、はじめてホームページを持つ人には何をどうしたらいいのかイメージすることが難しいと思います。

マーケティング用語に「PDCAサイクルを回す」という言葉があります。
「PLAN(計画)」
「DO(実行)」
「CHECK(確認)」
「ACT(改善)」
この4項目を継続的に繰り返すことによって業務を改善していく手法の一つとして広く知られているため、ご存知の方も多いと思います。

では、ホームページを良くするためにどうやってPDCAサイクルを回せばいいのでしょうか。

お菓子屋さんの通販サイトを例に考えてみましょう。

お菓子屋Aは、ホームページでのお菓子販売をスタートし、客単価5,000円以上を目標に設定しました。一度に沢山買ってもらえるよう5,000円以上の購入で送料を無料にしてみました。

しかし1ヶ月後、結果を見てみると客単価平均は3,000円と目標には届きませんでした。
そこから更に数ヶ月反応を見てみましたがなかなか目標には届きません。
「購入金額5,000円以上で送料無料」はお客様にとっておトクなはずなのに、なぜ5,000円以上の購入をしてもらえなかったのでしょうか。

問題点がどこにありどう改善するか計画を立てるため社内会議で意見を募ったところ、
(1)「5,000円以上で送料無料」の表示が小さいため正しく伝わってないのではないか
(2)単価の安いお菓子を5,000円以上購入すると賞味期限内に消費できないのではないか
という二つの問題点が挙がったため、改善し検証することにします。

(PLAN)客単価平均5000円以上にするために、5000円以上の注文は送料無料。
  ↓
(DO)全てのページの一番上の部分に「5000円以上で送料無料」と目立つ色でバナーを掲載。
  ↓
(CHECK)期間を決めて、客単価が計画に近い数値に上がるかデータを収集。
  ↓
(ACT)客単価は多少増えたが、思っていたほどは増えなかった。改善策としてユーザーがまとめて購入しやすいようバナーに「協同購入におすすめ」とキャッチコピーを入れて再度検証。

このように、少しずつPDCAサイクルを回して検証・改善していくことでユーザーに分かりやすいホームページへと育てていきましょう。

検証には時間がかかり、すぐに効果が現れることはほとんどありません。しかし時には少しキャッチコピーの言い回しを変えただけで思ってもいなかったような良い反応が得られることもあります。
「より良いサイト」を構築するためには、コツコツ改善していくことが一番の近道なのです。

まとめ

せっかくお金をかけてホームページを制作したのに全く運用せず作った時のままにしておくのは勿体無いと思いませんか?

まずはユーザーに一番見て欲しい情報はどのページのどこの部分なのかを絞り、そこを見てもらえるように「計画(P)」を立てましょう。
その後、計画を「実行(D)」し結果を「確認(C)」「改善(A)」します。
全てを一度に改善しようとするとお金がかかる上、考えることが増えてしまい「改善を継続」していくことが難しくなってしまいます。
改善したい部分に優先順位を付けひとつひとつ順序よくクリアしていけるような計画を立てましょう。

規模の大小に関わらず、ホームページを活用されている企業では地道にPDCAサイクルを回して運用しているケースがほとんどです。
今はホームページを持っているだけで集客やアクセスに繋がる時代ではありません。
効果を正しく測定・検証し、少しずつ良いサイトへブラッシュアップしながら成果を上げていきましょう。

レン太君ではホームページの活用などに関するお客様のお悩みを全力でサポートします。
ホームページについてお困りのことがあれば、お電話・FAX・メールで、お気軽にご相談ください。

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