2018年12月21日

SEOに重要!ホームページの新しい評価基準「スピードアップデート」

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スピードアップデート(Speed Update)は、2018年7月に導入されたアルゴリズムで、モバイル向けページの読み込み速度が極端に遅い場合、検索順位に影響が出るようになりました。

スピードアップデートの説明

Googleは2018年1月に全ユーザーを対象としたスピードアップデートの導入を発表しました。
その年の7月に実際にスピードアップデートが実装され、ランキングに大なり小なり影響が起こりました。

スピードアップデートは、サイトの読み込み速度が遅いページを対象にしたアルゴリズムです。
わかりやすく言うと、『モバイルページの読み込み速度が遅いと検索順位が下がるようになった。』ということです。

しかし、Googleは読み込み速度以上にコンテンツ内容の充実や信憑性などを重要視しているため、必ずしも「読み込みが遅い=ランキングが下がる」というわけではありません。
もちろん、10秒間何も表示されない、なんてことになった場合はそれなりに影響があるかもしれませんが、サイトの順位を考えるのであればコンテンツの見直しを優先するべきということに変わりはないのです。

今後の傾向

コンテンツが重要だと上記では説明しましたが、「自分のサイトはコンテンツが充実している」と楽観視はしないでください。
自分のサイトと同じ評価を得ているサイトが二つあった場合、ページ速度がランキングに影響する可能性があります。

さらに「遅くなければそれでいい」ということでもありません。
今回の実装はGoogleの評価ためではなく、サイトを見に来ている"ユーザーのため"にあるからです。
サイトを制作した側が問題ない表示速度と思っていても、見に来たユーザーが遅いと判断した場合、それがそのままサイトの評価に繋がってしまいます。

他サイトが読み込み速度を極めていけば、「遅くないサイト」では遅いと判断されてしまうようになるでしょう。
読み込み速度をSEOとしてだけ考えるのではなく、UX(ユーザーの使いやすさ)として認識することが重要ですね。

読み込み速度を上げるには

読み込み速度を向上するには様々な方法があります。

・画像の軽量化
・プログラム軽量化
・外部からの埋め込み撤廃

などありますが表示速度向上に関しては以前の記事「ホームページ表示時間の重要性について」で書いてあるので、そちらをご覧ください。

読み込み速度を確認するには

自分のサイトの読み込み速度がどの程度なのか調べるには「PageSpeed Insights」がおすすめです。

URLを入力して[ 分析 ]を押せば、表示速度が数値として表示されます。必ずしもここで出た数値で判断されるわけではないようですが、一つの目安にしながらサイトを制作・改善してもいいのではないでしょうか。

まとめ

・ページの表示速度は検索ランキングに影響するようになっている
・読み込み速度が遅いと必ずランキングが下がるというわけではない
・コンテンツを重視しつつページ速度向上を続けていく必要がある

実際、今回のアップデートは特に問題にすることではないと思っています。
もちろん気にかけるべき変化ではありますが、そもそも「ユーザーのことを考えたサイトを!」と、Googleは以前からずっと言っています。
ユーザーにとって何がいいのか、どのような内容でどのような作りにするべきか、しっかりと考えていればサイトとしての評価が落ちることはありません。
凝ったデザインや派手な動きのあるサイトは楽しいですし本人は大満足でしょうが、サイトを見に来た人は情報がほしいだけで、見栄えを見に来ているわけではありません。

見栄えを気にしすぎてサイトの本質を忘れないようにすることが大切です。

レン太君は、お客様にとってもユーザーにとっても役に立つサイト制作を大切にしています。サイト制作やリニューアルをご希望でしたら、まずはお気軽に無料相談をご利用ください!

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