2019年10月23日

Googleの検索結果「SERP」の機能

  • Google
  • まめ知識
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Googleで検索した時に検索結果の上に、枠に囲まれたものが表示されていることがあります。
これはユーザが必要としている情報を、Googleが自動的に表示しているものですが、検索の内容によって働いている機能が違います。
そこで今回は、グーグルの検索結果表示ページ「SERP」の機能についてご紹介したいと思います。

blog-img-mas15.jpg

SERPとは

SERP(サープ)とは、Search Engine Result Pageの略で、ユーザが検索エンジンで検索したキーワードの検索結果のページのことです。
SERPs(サープス)と複数形で呼ぶこともあります。

SERPの機能

SERPには、検索するユーザを考慮したいくつかの機能があります。
それぞれ検索するユーザが最短で答えにたどり着くために作られたものです。

今回は以下の5つの機能を紹介します。

  • ・有料広告
  • ・Googleしごと検索
  • ・アンサーボックス
  • ・ローカルパック
  • ・ナレッジパネル

有料広告

有料検索の結果は、その内容の先頭に小さな緑色のボックスがあり「広告」と明示され検索された内容に関連する広告が表示されます。
自然検索よりも上に表示されるので、ユーザの目に留まりやすいですが利用するには費用がかかります。
図は「エンジニア 求人」で検索

koukoku.jpg

Googleしごと検索

Googleしごと検索は、2019年1月23日にGoogleが日本で提供開始したサービスです。求職者が求人情報を検索した時に、的確な求人情報を検索結果の上部に表示してくれるGoogleの機能です。

アメリカで2017年6月にサービス提供されて以降、世界各地で次々と導入されているサービスです。

海外では「Google for jobs」という名称でサービス提供されています。

Googleしごと検索については別の記事で詳しく書いているのでそちらをご覧ください。
今話題のGoogle新サービス!Googleしごと検索とは!?

図は「エンジニア 求人」で検索

shigoto.jpg

アンサーボックス

アンサーボックスは、ワンボックスとも呼ばれています。
Google検索された際に、ウェブページの結果とは別に自然検索の上部にその検索キーワードに対する答えを表示する機能です。
ユーザーがわかりやすいように完結に情報がまとめられて表示されています。
図は「名古屋 天気」で検索

anser.jpg

ナレッジパネル

ナレッジパネルには、ナレッジグラフを用いて企業や人物、動物などの名前で検索した場合に名称や住所、概要がまとめられて表示されます。
図は「株式会社東名」で検索

nareji.jpg

SERP機能とアクセス数

今回紹介したアンサーボックスやナレッジパネルなどの機能はユーザが最短で答えにたどり着くために用意されたものです。
その精度も年々向上していて、「天気」や「求人」に関してはサイトを見に行かなくても求めている情報までたどり着けてしまいます。
ユーザにとってこの機能は、サイトを見て回る必要がなくなるためとても便利な機能です。
しかし、運営側からするといいことばかりではありません。
アンサーボックスなどは自然検索の上部に表示されるため、自社サイトが自然検索でいかに上位に表示されていてもユーザの目に留まり辛くなってしまいます。
検索順位が高いにも関わらずアクセス数が伸びない場合、SEOを気にすることも大事ですが実際の検索結果を見てどのように表示されているかを確認する必要があります。

まとめ

サイトの品質だけではなく検索結果の問題でアクセス数が伸びないことがあります。
しかし、SERPの機能を利用すれば逆にこれまで以上のアクセス数を期待できることにもなります。
サイトのアクセス数に伸び悩んだ時は、有料広告やGoogleマイビジネスの登録などGoogleの機能を積極的に使っていきましょう。

レン太君ではホームページの活用などに関するお客様のお悩みを全力でサポートします。 疑問点やサービス内容について分からないことやお困りのことがあれば、お電話・FAX・メールで、お気軽にご相談ください。レン太君スタッフがお客様にピッタリのプランをご提案します。

お問い合わせ

【受付時間】平日 9:00~18:00(夏季休暇・年末年始を除く)

1営業日以内にご返信いたします